茶葉本来の香りを
皆さまへ
吉野園茶舗は、京都・宇治田原町で80年以上続くお茶屋です。
いちばんの特徴は、その焙煎法。
独自の「浅煎り」技術による焙煎で、
茶葉本来の香りを生かしています。
封を開けた瞬間、口に含んだ瞬間に広がるふわっと芳しい香りに、
日本茶のイメージが変わるかもしれません。
大正から昭和へと時代が変わる頃、
京都・祇園で帽子屋業を営んでいた初代。
配達業務の一環でお茶の配達も請け負うようになり、
その後、宇治田原に拠点を移し、製茶業へと転向しました。
当初は京番茶を扱っていましたが、
やがて「ほうじ茶」を主軸に据え、現在へと至っています。
「美味しいお茶を届ける」という初代からの想いはそのままに、
二代目、そして三代目と、さらなる研鑽を重ねています。
一目置かれる
「浅炒り」焙煎
「茶葉の持ち味を生かす」。
それが、吉野園茶舗のモットー。
過度な焙煎で茶葉本来の香りを損なわぬよう、
独自の「浅煎り」焙煎で炒り上げるのが
吉野園茶舗の特徴です。
茶葉は京都産を中心に、
国内産を厳選。
その年ごとに変わる茶葉の状態を見極め、
気候や湿度、茶葉の特性に合わせて焙煎を施します。
煙りの出方や茶葉の回転速度など、数値だけでは測れない微々たる差異にも目を光らせ、
火入れ時間や火力を調整することで、
茶葉の香りを生かしたお茶へと仕上げていきます。
同業者からも一目置かれるこの「浅炒り」焙煎は、代々磨き上げてきた、
吉野園茶舗の個性、そして誇りとなっています。
「香りはほうじ茶、
味は煎茶」
茶葉の持ち味を最大限に引き出して仕上げたお茶は、
ほうじ茶ならではの香ばしさと、
煎茶の清々しさを兼ね備えた味わい。
豊かな焙煎香と、すっきりとした飲み心地は
「ほうじ茶のイメージが変わった」「よそにはない味」
と全国各地の方に支持を頂き、
中には、20年以上ご愛飲頂いている方もいらっしゃいます。
「美味しい」
の声にこたえたい
厳しい目を持つ
お客様の期待にこたえられるよう、
日々研鑽に努めています。
これからもお客様の
「美味しい」の声を励みに、
吉野園茶舗だからこそ、
のお茶を届けてまいります。